SSブログ

タミヤのワイルドワンの足まわりをあれこれ [模型]

タミヤのワイルドワン、遠い昔にグラスホッパー2が発売になった頃、出入りしていた模型店でタミヤグランプリの広島大会(当時は広島市中央公園で開催)に出ろと言われ、グラスホッパー2にホーネットで散々あれこれやっていたノウハウで賑やかし出場したとき、コーナーを綺麗なスライドで駆け抜けていくワイルドワンが1台いました。
未だに鮮明に覚えています。

当時兄弟車の軍用バギー(名前忘れました)を作ってはみたものの、思ったほど走らず、ワイルドワンのポテンシャルに気付かないままでした。

それも遠い昔になるくらい時間が過ぎて、ワイルドワンのブラックヘッドモータース仕様がえらく格好良く見えて、還暦前に購入。

https://youtu.be/hLCCGNu3Udc?si=lZlVxQqaMXFP1tCU

こういう動画が撮れるくらい良く走りました。
発売当時は6セルラクダパックがまだあったり、スピコン用のサーボに受信機電源で単3電池4本の時代です。
動画を良く見ると、足はほとんど動いていないのですが、軽量で低重心でトレッドとホイルベースのバランスも良いため、絶妙なバランスで良く走ります。

とはいえ、ジャンプの着地だけサスが動くというのも面白くないので

2.jpg
3.jpg
リヤだけ現行のCVAダンパーショートで組み直してみました。
トレーリングサスのショックユニットの取り付け位置の関係で、スプリングのスペーサーはアルミ切削で作ってあります。

https://youtu.be/j97hh3ezidQ?si=shNut4_Wf_m4BULp
リヤショック交換後のテスト走行

リヤサスの動きはだいぶ改善しましたが、フロントはスプリングのスペーサーを外し、ダンパーのオリフィスの穴を気持ち拡大しただけで、前後のバランスはあまり良くありません。

ショックユニットも純正のアルミボディが見た目良いですし、フロントはCVAダンパーが入るスペースは無く、アマゾン等で入手できるワイルドワン用のダンパーはいまいち信用できず
ということで、純正ダンパーの細工。

4.jpg
5.jpg

スプリングの通販サイト(大半は業務用なので少量購入出来るところは少ないですし、最低ロットが10個とかの制限があります)を探すと、キット付属スプリングの外径と自由長と線の径でいろいろ適合する物があります。
ワイルドワンのリア用だと、外径10ミリ 自由長25ミリ 線径が1-0.8ミリというのがありますので、付属スプリングより少し弱めの物をいくつか購入し、テストしてみます。

元々、スピコンサーボ、単3電池4本の重量がESC1個に変わるので、自重は当然変わりますし、リポ積むのならもっと軽くなるので再セットは必要です。

ダンパーもかなり減衰力高めで足があまり動かないようなので、キット付属の黄色#400位のオイルから#150のシリコンオイルに入れ替えます。

1.jpg
これでフロントはほぼ跳ねなくなり、荒れた路面でもリヤタイヤの接地が安定し、路面に良く追従します。当然操縦性もさらに良くなり、流れてもしっかり抑えが効きます。
バギーコースで大きなジャンプがあるのなら、減衰力そのままとか、スプリングは純正でも良いのかもしれませんが、1巻き100円もしないので、10巻き単位で買って、友達と分けたり予備で持っておいても良いでしょう。

昔のトレーリングサスのバギーがこれだけ軽快に素直に走ると、ちょっと嬉しいです。

Facebook コメント

モンキー125 武川サブコン|- ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。