SSブログ

E-flightの Convergence VTOL [模型]

Eフライトから昨年よりVTOL機の発売が言われていて、国内販売を楽しみにしていましたが、福岡のエアクラフトさんの初回ロットを入手でき、支度していました。

Eフライトの他の機体と同じよう、原則としてスペクトラムの送信機が必要となります。
国内認証の送信機はDX6i DX5(この機体には使えません) DXe の3機種となります。
DXeも手元にあるのですが、スマホでの設定が少し難解で、他機種の設定で使っているためDX6iを使いました。
機体の説明書には通常の6ch以上の受信機も使えるとあり、当初フタバで設定していたのですが、制御ユニットのキャリブレーションでうまくいかない部分があり、DX6iでの設定方法がエアクラフトさんのHPに動画で解説があり、それに従えば問題ありません。
フタバの受信機もおそらく使用可能と思います。

室内でホバリングモードでのテストはしていましたが、XANEのオスプレイの初期状態よりはるかに落ち着いたホバリングが可能です。
(オスプレイは一応セミスケール機ですので、ローター位置が極めて重心位置に近くこの辺が微妙なセッティングの一つなのですが、コンバージェンス?はこのへん上手く出来ています)

仕事が忙しかったり、天候が悪かったりでなかなか飛ばしにいけませんでしたが、やっとテストフライト。
とはいえ、4~5mの風吹いてました。

1.jpg
送信機側の操作は、通常の4舵に加え、ホバリング・飛行機モードの切り替え、ジャイロ感度の切り替えの2つが追加されます。

地上からはホバリングモード・ジャイロ感度安定側での離陸。
強風ですが、横風でもホバリングにはあまり影響ありません。垂直尾翼の大きなオスプレイではここが少し厳しいのですが良く出来ています。

念のため高度を取って飛行機モードにすると、機体は大きな姿勢変化も無くモードを切り替えます。
ローターのチルトを45度辺りで一度間隔を置きますのでホバリングから飛行機モードへの変換はオスプレイと比べ少し時間がかかります。
(この間、スロットル以外の操舵が利かなくなるのはXANEのシステムと一緒です)
XANEのオスプレイは、ホバリングモードで少し前進させながらモード切替をするとチルト中に少しエレベーターアップが入ります。他の要素がきっちり調整できていれば、良い具合にミキシングされていますが、コンバージェンスではそういう機能はありません。

さらに、ジャイロ感度安定側では、飛行機モードでも超安定となり、大きな旋回しかできません。
初フライトでは、できるだけ広い範囲で旋回させ、舵が効かないようならジャイロ感度を高運動側で飛ばす方が安全です。頭に入れておくとパニクらずに済むと思います。

説明書には、パワー7割くらいの巡航で水平飛行となるよう、エレボンを機体側のアジャスターで調整しろとあります。(送信機トリムで合わせるとホバリングモードに影響します。)
ヘリが今時の調整で飛ばせる方なら、舵入れたままで飛ばせると思いますが、気になるようならアジャスターで合わせます。

XANEのオスプレイもですが、基本的にVTOLなので飛行機モードでの巡航は50~70%位のパワーで十分です。
XANEの場合は、飛行機モードでラダーを使うと(舵面はありませんが左右のモーターのパワーが変わりラダー動作となります)舵角がホバリングモードと同じでは巻き込みを起こすくらい舵が効きます。
ヘリモードで設定し、コンディションで飛行機モードでのラダーの舵角をかなり抑えるというのはこういう事でもあります。
(他にもいろいろありますが、調整方法はいろいろ考えがありますので、各自の工夫の範囲です)

風が強かったので、飛行機モードからホバリングモードへの変更は極めてスムーズでした。
当然、低速の水平飛行からモード変更をします。
強風ではジャイロを安定モードで飛ばすと、相当に舵をいれないと風上に来ませんが(この機体も原則風に正立させてモード変更です)、ちょっと前の3軸ジャイロのマルチコプター程度の安定性と運動性は持っています。

手に馴染んで来ると面白そうな感じです。
XANEのオスプレイも、半完成の発泡機ですが、いろいろ調整箇所はあります。こういう所をしっかり煮詰めて楽しむのも面白いです。
コメント(5) 

コメント 5

kh

はじめまして。
Convergence VTOLで飛んできたkhと申します。
私はPNPを初lotで入手しましたが、不具合がありエアクラフトさんの6月lot待ちです。
私はfutaba T14SG使用のためか、ホバリングから飛行機モードへの変換時にアイドルアップのような感じでハンチングが発生・安定→マニュアルに切替で謎の動作と問題が多く、後にエアクラフトさんHPに追記されました。
まだ、他の方のブログに解説が少ないので今後も参考にさせて下さい。
by kh (2017-06-15 11:55) 

しろくま

khさん はじめまして

ホバリングから飛行機モードへの遷移時のハンチングは出ます。
墜落につながるようなものではないのですが、機体のコントローラーの設定の問題なので、送信機側では対処できません。
ただ、14SGを使うのであれば、エレボンのリンケージで機械的に舵角を減らし、送信機側のエンドポイントを拡大し、舵角設定で不安の無いロールが出来る程度まで増やしてやればハンチングは多少改善するかもしれません。
by しろくま (2017-06-23 20:19) 

kh

しろくまさん
2号機到着・試運転しました。
前の物が不良だったので良くなっています。
相変わらず14SGです。でもこれなら調整で何とかなりそうです。
次ぎはサーボホーン短くしてみます ありがとうございました。
by kh (2017-07-06 14:45) 

渡辺英男

はじめまして
コンバジェンスのVTOLをDXeで飛ばしています。
まだホバリングでの水平飛行しか出来ない初心者です。
感度の切り替えスイッチは3段回スイッチで中間で1回、止めた方が良いとの事ですが、本当でしょうか?
また、XANEのオスプレイも飛ばし初めましたがエレベーターのハンチングがひどいのですが対策がありましたら教えて下さい。
by 渡辺英男 (2018-01-11 18:40) 

お名前(必須)

渡辺様
はじめまして。モード切替のスイッチは、ホバリングモードから水平飛行(安定)と水平飛行(アクロ)へ切り替えますが、ホバリングから切り替える際、水平飛行である程度の速度が出るまでは機体任せの飛行になります。中間(安定水平モード)で止めてもアクロモードに入れても遷移の間は動きはあまり変わらない気がします。
私は最初の水平飛行で安定モードではあまりにも舵が入らず慌てましたが、アクロモードに入れればそこそこ動きます。
かなり緩慢な飛行となりますし、初期調整で安定水平飛行モードでパワー8割くらいでエレベーター操作をしなくても機体が水平飛行をするようにエレボンのリンケージで調整する必要がありますので、最初はできるかぎり広い場所で様子を見られるのが良いかと思います。

XANEのオスプレイは、重心位置やホバリングモードでのエレベーターの角度(風が吹いたときは大きく影響します)が合っていないとハンチングを起こします。また、ナセルの角度も目視で垂直では無く、実際にホバリングさせて機体が落ち着く角度がありますので、これも調整の必要があります。
すべて調整だと思います。調整しないと飛びません。
by お名前(必須) (2018-01-17 21:35) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。