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タミヤのワイルドワンの足まわりをあれこれ [模型]

タミヤのワイルドワン、遠い昔にグラスホッパー2が発売になった頃、出入りしていた模型店でタミヤグランプリの広島大会(当時は広島市中央公園で開催)に出ろと言われ、グラスホッパー2にホーネットで散々あれこれやっていたノウハウで賑やかし出場したとき、コーナーを綺麗なスライドで駆け抜けていくワイルドワンが1台いました。
未だに鮮明に覚えています。

当時兄弟車の軍用バギー(名前忘れました)を作ってはみたものの、思ったほど走らず、ワイルドワンのポテンシャルに気付かないままでした。

それも遠い昔になるくらい時間が過ぎて、ワイルドワンのブラックヘッドモータース仕様がえらく格好良く見えて、還暦前に購入。

https://youtu.be/hLCCGNu3Udc?si=lZlVxQqaMXFP1tCU

こういう動画が撮れるくらい良く走りました。
発売当時は6セルラクダパックがまだあったり、スピコン用のサーボに受信機電源で単3電池4本の時代です。
動画を良く見ると、足はほとんど動いていないのですが、軽量で低重心でトレッドとホイルベースのバランスも良いため、絶妙なバランスで良く走ります。

とはいえ、ジャンプの着地だけサスが動くというのも面白くないので

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リヤだけ現行のCVAダンパーショートで組み直してみました。
トレーリングサスのショックユニットの取り付け位置の関係で、スプリングのスペーサーはアルミ切削で作ってあります。

https://youtu.be/j97hh3ezidQ?si=shNut4_Wf_m4BULp
リヤショック交換後のテスト走行

リヤサスの動きはだいぶ改善しましたが、フロントはスプリングのスペーサーを外し、ダンパーのオリフィスの穴を気持ち拡大しただけで、前後のバランスはあまり良くありません。

ショックユニットも純正のアルミボディが見た目良いですし、フロントはCVAダンパーが入るスペースは無く、アマゾン等で入手できるワイルドワン用のダンパーはいまいち信用できず
ということで、純正ダンパーの細工。

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スプリングの通販サイト(大半は業務用なので少量購入出来るところは少ないですし、最低ロットが10個とかの制限があります)を探すと、キット付属スプリングの外径と自由長と線の径でいろいろ適合する物があります。
ワイルドワンのリア用だと、外径10ミリ 自由長25ミリ 線径が1-0.8ミリというのがありますので、付属スプリングより少し弱めの物をいくつか購入し、テストしてみます。

元々、スピコンサーボ、単3電池4本の重量がESC1個に変わるので、自重は当然変わりますし、リポ積むのならもっと軽くなるので再セットは必要です。

ダンパーもかなり減衰力高めで足があまり動かないようなので、キット付属の黄色#400位のオイルから#150のシリコンオイルに入れ替えます。

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これでフロントはほぼ跳ねなくなり、荒れた路面でもリヤタイヤの接地が安定し、路面に良く追従します。当然操縦性もさらに良くなり、流れてもしっかり抑えが効きます。
バギーコースで大きなジャンプがあるのなら、減衰力そのままとか、スプリングは純正でも良いのかもしれませんが、1巻き100円もしないので、10巻き単位で買って、友達と分けたり予備で持っておいても良いでしょう。

昔のトレーリングサスのバギーがこれだけ軽快に素直に走ると、ちょっと嬉しいです。

アンダー100の発泡機いろいろ [模型]

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国土交通省への無人機登録のあれこれで、いろいろややこしい時代ですが、飛行重量が100グラム以下の機体は模型飛行機として無人機登録の対象にはなりません。
最近はXKやいろいろなメーカーからそういうマイクロサイズの飛行機がいろいろ出ています。

そういうことから、丁度タマゴ飛行機風(FatFighters風)なメッサーシュミットがハイテックから発売になり、手持ちのフタバ10J送信機で飛ばしはしたものの、今ひとつ思うように動かず、シリーズとしてA500のF4Uコルセア風なのも出たので、アリババから購入し、飛ばしていましたが、どちらもジャイロの干渉があまりにも大きく、思うような飛びではありませんでした。

秋に、阿蘇の飛行会で先輩のH内さんがこのメッサーシュミットとコルセアを改造されたのを持ってこられていて、非常に良く飛んでいたり、Volantexのスピットファイヤーが結構な風の中で普通に飛んでいたりを見て、また興味が湧きいろいろ試行錯誤しました。

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送信機は10Jから16IZに変更しました。スティックの微少舵角の反応が正確になり、フライトコンディションの設定ができます。
こういうマイクロサイズの飛行機はスティックの微少な動きに追従してくれるのは重要です。
受信機は3機ともフタバのS-FHSS対応の超小型S-BUS受信機を使います。

XKの純正では、ジャイロは勝手に水平飛行をする6Gモードと、軽アクロができる3Dモードの2つが選択できますが、どちらもジャイロの干渉が大きすぎるため、コンディションでジャイロオフのモードの3つを作ります。
純正のままでは、機首が軽めで少し縦安定悪いので、機首にウェイトを積んで重心を前に出します。
主翼の上方向のたわみも大きいので、内側で細いカーボンロッドで突っ張り棒の様に補強を入れます。

ジャイロは純正を使用し、超小型機用のS-BUS受信機を使います。

ジャイロ無しモードで飛ばす場合は、エルロンのサーボホーンの内側の穴を使い、
エレベーターはエレベーターのホーン側の穴の一番外を使います。
ニュートラルは予めロッドエンドを回して調整しておきます。

6Gモードではどうしても大回りしかできないので、3Dモードもそれなりに舵が効くよう、送信機側で舵角調整をします。
ジャイロをオフにすると、機体のトリムが大きく変わるので、送信機の設定でジャイロオフのコンディションの時のトリムを単独にします。

これで飛ばしながらジャイロオフでも自分のイメージ通りに動く様トリムを合わせます。
ジャイロ使用時とジャイロオフの時のトリムのずれはキャリブレーションなどで合わせる事も可能かもしれませんが、説明書には記載が無いので、送信機のトリムで合わせていきます。

A250のメッサーシュミットの方がA500のコルセアより少し速度が乗りやすく、運動性は高いですが、コルセアの丸さも捨てがたいのです。
どちらもロールはできますが、ループは頂点で反転し正面に戻ってしまいます。

飛ばしてみるとわかりますが、このサイズなのにジャイロ無くてもそこそこ落ち着いた飛行をします。

さらに
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ラジコン1さんなどで取り扱われているVolantex社のマイクロP51。
こちらも超安定モード、アクロ飛行モードの二つを送信機で切り替えて飛ばす用になっています。
このジャイロは秀逸で変な動きは全くないのですが、こちらも旋回が大回り。

ということで、この機体も送信機側でフライトコンディションを3つ設定し、6Gモード・3Dモード・ジャイロ無し の3つで設定します。ジャイロ感度設定は3機ともCH5です。

このムスタングは、リンケージでの舵角減少はしていません。
重心位置もキット純正のままです。
この機体もジャイロオフにすると、いきなり機体のトリムが合わないので気長に調整します。
ロッドアジャスターは無いので、リンケージロッドのU字になった部分の曲げ伸ばしで合わせます。

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ムスタングは、ラジーエターの位置のここだけが外せます。
ここから受信機を接続し、中に受信機をいれておきます。

XKの2機に比べ、リアルなシルエットの機体なので、飛行性能はこちらが上の様です。

インメルマンターン・キューバンエイト・ループ・ロール・背面・スナップロール・スパイラルダイブ、嘘のようですがこれらが普通にできます。背面が得意な翼形ではありませんができます。
マイクロサイズの割に変な失速癖が不思議なくらいありません。上昇力もけっこうあり、非常に良く飛ぶ機体だと思います。

先輩のスピットファイヤーが良く飛んでいたわけです。

ただ、見た目が小さくて可愛いから、飛ばすのは簡単、というわけでは決してありません。
最初はジャイロモードで練習しましょう。
慣れない内は風速2m以下で飛ばすのが無難と思います。

XKの2機は着陸の度にペラが外れるので、瞬間で軽く固定しました。

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小さな機体なので、プチプチなどで包んで行けば、2輪のトップボックスの小さめなのでも入ります。
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2023秋の阿蘇飛行会 [模型]

年に2回の阿蘇の飛行場での定期飛行会に1年ぶりに参加させていただきました。

春も準備して予定空けていたのですが、飛行場の都合で中止となり、1年ぶり。
(9月に一人で飛ばしに来てますので1ヶ月ぶりでもあります)
以前は飛行場にテントで前泊していましたが、最近は日田あたりで前泊し早朝に現着です。

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阿蘇は秋でした。例年に比べるとススキが少し少なめ。
今回は雨の心配も無く、初日が少し風が強かったのですが、それも想定して機体選んできました。

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うちはペラ付き固定翼機は、今回この3機。パイパーとクリスティンイーグルは事前に地元飛行場で再調整してきました。EフライトのTimver-Xは双葉の無線機とジャイロに積み換え、先月ここで調整済み。
3機とも双葉の飛行機用ジャイロ積んでいます。

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例年に比べ寒くもなく、雨の心配も要らないのは嬉しいです。

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H内さんの星形7気筒DR-1は今回も快調

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久々の方々の機体も好天の中良く飛んでます。

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随分前にキットは入手していたものの、動力を4サイクルガソリンにするか電動かで迷っていて完成が遅れたシーガルのクリスティンイーグル。迷っている間にモーターの良いのが出てきて電動6セル。
ここの飛行会は無駄に大きなパワーの動力積むのは野暮とされる会なので、アクロ機として丁度良いパワーでした。

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誘ってもらうようになって20年以上経ち、支度が爺さんになってます。

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そこそこ重量感もあり、ピッツ系の機体なのにころころせず、双葉のジャイロで鬼に金棒。
こういうのが飛ばしたかったのです。

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広大なフライトエリアですが、だからといって大きいの飛ばせば偉いということはなく、アンダー100カテゴリーも真面目に楽しみます。

で、超大型DR-1のH内さんは
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XKの(ハイテックの)タマゴコルセアとメッサーシュミットを持って来ておられたのですが、アンダー100が吹き飛んで行きそうな風なのに、メッサーシュミットが良く飛んでました。
気になって見に行くと、受信機とジャイロを双葉のS-FHSS対応のものに交換されていて、メッサーシュミットは2セルのブラシレス仕様、コルセアはノーマルモーターでラダーも追加されていました。
調整すると、純正を遙かに越える性能があるようで、飛行会後にうちのもやってみるのです。

と、飛ばしていると
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訓練帰りの米海兵隊のオスプレイが4機飛んできました。
ここは陸自のチヌークも演習で良く見るのですが、遙かに静かで速い。
夏に中国山地の谷で単機での訓練飛行のを見たことありますが、電動かと思うくらいの静粛性です。

風は強かったのですが、弱まった間に
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畠Nさんのハンドランチも良く飛び

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うちの骨董品のQRPのロッキーも良く飛び
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広島で模型飛行機製作の超名人だったOさんの遺作の1200クラスのラダー機も絶好調で飛びました。

事前に風強い予報だったので
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ドローン登録直後にキャノピーが飛行中に紛失し放置していたOKのジョロキアもキャノピーをヒートプレスで作り直し復活。あまり浮きませんが風には強い機体です。

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こちらも骨董品に近いサーマル工房さんのグルナウベビー。ケロロ軍曹が乗ったままでした。
細い長い翼で優雅に舞ってくれました。

以前であれば3日間くらい飛ばせたのですが、今は仕事のスケジュールなんとかして前泊からの1日半が精一杯ですが、久々の方々と最高の時間を過ごさせていただきました。
関係諸師に感謝であります。
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タミヤランチボックス リヤ3リンクサス [模型]

先日ホーネットのリヤサスの3リンク化を思いつき、スクラップ材料で加工してみたところ意外に良く脚が動くようになりました。
ついでにと、今まで作った事が無かったランチボックスでこのサスペンションにしたらどうだろうかと思い、同時にキット注文。

ホーネット・グラスホッパー系のリヤサスを、現行の後輪駆動バギーのユニットで独立懸架にしたり、様々なリンクサスにする改造例は流行っているのかたくさんあります。
コロナの影響や買い占めの影響で、独立懸架にする改造パーツは入手できても、肝心の純正ギヤボックスが入手できなかったりで、今ひとつ手が出ませんでした。

ミッドナイトパンプキンは最初に出た時すぐに作りましたが、独自のリンクサスだった初代ワイルドウィリスの様な従順な後ろ足ではありませんでしたが、ホーネット系の良さはあり楽しい車でした。

ということで、アルミ板を鋸で切り出し、フライス加工。
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ギヤボックスのセンターにボールジョイントをねじ込み(ホーネットではマウント作りましたが、あっさりネジ切って固定)シャーシ側にこういうリンクを作ってセンターの左右保持とします。

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ホーシング(ギヤボックス側)は下側にボールをこの位置でねじ込みます。
正確に作業すれば強度は問題ありません。タミヤの真鍮ボールだと、ネジ部分が少し長く、ドライブシャフトに当たるので短くしています。

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シャーシ側のリンクはこの位置。ホーネットと違い、小さなピニオンを使うためのスペーサー分モーターが外に出るのと、バッテリーが横向き搭載なので、ロッドの配置はとりあえずここになります。

シャーシ側は後でロール時のホーシングの動きが面白くないので、一番下にボールは移しました。

純正の構造は良く出来ていて、作りやすく堅牢なのですが、ロール方向の引っかかりがけっこう気になります。ホーネットではこの変更の効果は大きかったのですが、タイヤの大きなランチボックスではそこまで変化は無いのかもしれません。

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とりあえず自宅駐車場でテスト。WR-02シャーシの様にロールしてくれます。元々四輪ATVの様なサスの動きでしたが(これはこれでいいのですが)リヤの動きに粘りは出ます。
段差の超え方もうねうねした動きになり、良い感じです。

屋外テスト出来たら動画作成してみましょう。

Wiltoysのジェットボート [模型]

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Wiltoysから発売されている手のひらサイズのウォータージェット推進のボート。
アマゾンやアジア系通販で時々見かけます。
ちょうどウォータージェットの船が何か無いかと探していた時だったので、試しに購入。

そのまま走らせても(ノーマルは280クラスのブラシモーター)けっこう走るのですが、付属の送信機は当然技適ではなく、他のボートも持って行くとき送信機複数も面倒なので、フタバの受信機に交換。
動画をいろいろ見ていると、1/18クラス電動カーのブラシレスモーターに載せ替えた人も居るようで、結構な快速。
ということで、アマゾンで激安ブラシレスユニットを入手し組んでみました。

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動画で良くあったのは7200Kvのブラシレスモーターで、アマゾンで探すと小さなESCとセットで安価に出ていました。

船体はビス留めとシリコンシーラント密閉なので、ビス解いて船首のシリコンゴムのバンパー部分からこじっていくと上下分割できます。
ジェット部分はシリコンシーラントとビス留めの併用なので、留意して分解。

これであっさり行くと目論んでいましたが、付属の2セル800mahのリチウムポリマーバッテリーの放電能力があまり高くなく、速攻でカットが入ります。

どうにもならないので、ターニジーの800mahリポを購入し、テスト。
ここから泥沼が始まります。

30Cバッテリーでも、全開にすると1往復くらいでカットに入ります。
自由にプログラムできるというESCでしたが、進角設定ができず、テスト中に波で跳ねて水中に潜ってしまい、防水処置していなかった受信機と一緒に壊れてしまいました。

ESCの冷却のこともあり、手持ちのホビーキングのボート用30Aの水冷ESCに交換。
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冷却水は船底から入る構造でしたが、水量が怪しいので、ポンプのハウジングに真鍮パイプ差して取り出し。
受信機はビニール袋に詰めて、船首に沈没防止用の発泡スチロールを入れました。

この間に何度も何度も船体分離。

2分ちょっとはカットが入りながら走るようになりましたが、どうもモーターのKv値が高すぎる感じがあり(カット入りながら全開にはできますが、オーバーパワーで暴れるだけでした)Kv4800のモーターに交換。
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最高速度は少し落ちましたが、船体の長さを考えると、これ以上は暴れるだけなので4800で良い感じです。
パワーをセーブしない走らせ方で、4分走航後で、バッテリー残り17%。
遠くに離してなければ十分回収できます。

社外の3Dプリントのパーツで、船首上げ防止のフラップ付けていましたが、走航姿勢見ると無くても良い感じです。
このあたりは、今後の課題。

回収艇としても使えます。水底が砂利の場所だと、浅いところではパワー入れない方が砂利の吸い込み防止できます。

2022秋の阿蘇飛行会 [模型]

毎年恒例の阿蘇のクラブ飛行場での飛行会にこの秋も参加させていただきました。

コロナによる制限が少し解除された影響か、熊本への高速道路も車が多く、前泊予定の日田へ小倉から東九州道に入り中津から山国川添いに日田に到着。
夕刻まだ時間があったので、中津の知人が先日行った大山ダムの「進撃の巨人」のモニュメントへ行ってみました。
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実は、大山ダムと212号線の松原ダムを勘違いしていて、大山ダムに戻った頃はもう暗くなり始めていました。

翌日 早朝に日田を出発しましたが、明るくなる頃に阿蘇の大観峰の駐車場に行くと、雲海待ちの車でいっぱいだったので、早々に退散しクラブ飛行場へ向かいます。

今回は天気予報で強風が言われていたので、初日の朝10時までが無難に飛ばせる時間帯。

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ということで、飛行場に前泊された方々が朝食の間に地元でコソ連してきたハンドランチを投げます。
地道な努力のおかげか、短時間で3機ともそこそこサーマル拾えました。

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地元の先輩から移籍の1200ミリの軽量なグライダーもリモートID発信機搭載でショックコードで飛行。
こちらも僅かでしたがサーマルヒット。

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今回のメインであるくまモンのパラグライダーも
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無事阿蘇の空を飛ばせてやりました。

1日目は昼前から風が強くなり、雨も一時期けっこう降ったので、齊藤FG11搭載のコマンダー148が1タンクのフライト、TAFTのRV-8 10Eは車から降ろして主翼付けてバッテリー充電したところで雨が強くなり、そのまま撤収。結局飛ばさずに終わりました。

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昼食後に雨が止んでからは、延々とポンコツ号を飛ばします。
こういうべーシックなのが楽しく感じるようになりました。

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H内さんのDR-1は齊藤星形3気筒で快調に舞います。良いです

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F本さんのハイペリオンの大きいヤク 10セル仕様も快調

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これもH内さんの機体

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S木さんのハイペリオンのムスタング 発泡機ばかりになってきましたが、FRP胴体の木製翼で良い機体です。

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U木さんのパイロットシェルフライ20は今回も絶好調。
自分の機体を飛ばすのも楽しいですが、2サイクルグローエンジンの飛行機が排気煙引いて独特の音で飛び回るのを見るのも楽しいです。私にとっては小さい頃に父に飛行場へ連れて行ってもらっていた原風景でもあります。

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こちらは地元の先輩から移籍した10の4サイクルエンジンを積んだオールドタイマー風の機体。
かつて一緒に飛ばしていた地元の大久保さんという製作名人の方が作られた機体です。
阿蘇の風を吸わせてやれました。
こちらのクラブ(私も会員ですが)はリモートID特別区の申請を事情で諦められたということですので、同じく大久保さん設計製作の1200ミリのグライダーと同じくリモートID発信機を搭載しています。(この2機以外は全て事前登録済み)

宿泊は内牧の定宿でお世話になりました。
宿で熊本県発行のクーポン券といただいたので、お土産と買い出しで道の駅阿蘇に朝寄ります。
(時間帯によっては車が駐められないほどの混在だそうです)

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ここには(道の駅阿蘇ではなく、JR阿蘇駅の前ですが)ワンピースのウソップさんのモニュメントがあります。山口勝平さんの声を思い浮かべながら撮影。

2日目も風はけっこう強く、ポンコツ号主体のフライト。

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最後にホビキンのデュラフライのゴブリンを遠慮無く飛ばして、今回の遠征飛行会は無事終了。

本業のスケジュールがこの数年厳しく、以前の様に何日もという事はできませんが、最近は地元のクラブ飛行場でもコンスタントに飛ばしていますので、阿蘇がゆっくり満喫できたので大満足です。

周囲に木や山が無い素晴らしい環境の飛行場ですが、小さな機体をせっせと飛ばすのも悪くありません。

今回は、5月にK林さんにスペクトラムの送信機(エアクラフトさんが以前販売していた技適の送信機)も現場で渡せましたし、風の中X-Vertも飛ばせました。

ということで、無事終了の2022年秋の阿蘇の飛行会でした。
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YZXNRCのUH-60 [模型]

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某所で勧められていたYZXNRCのUH-60が届きました。
中国からの通販でしたが、佐川急便扱いでトラッキングもしっかりしており、思ったより早く到着。
ドローン登録の事前登録にも間に合いました。
送信機付き、バッテリー2本付きセットを購入しましたが、送料は無料でした。
技適送信機ではありませんので、このサイズのヘリをフタバの送信機で普通に調整できる方は送信機無しの購入でも良いかも知れません。
機体の上部ハッチは一部ビス止めですので、ビス2本外さないとハッチは取れません。

メインもテールもダイレクトドライブの樹脂ボディーのスケールヘリです。
ナインイーグルのシャフトドライブのUH-60も以前飛ばしていましたが、飛行音と効率はダイレクトドライブの圧勝です。
サイズの同じ、T-REX250とOMPのM2の違いのようなものです。

宣伝では3D性能がアピールされていましたが、ホバリングの座りも小さな舵のしっかりした反応も非常に良好で、このサイズのスケールヘリがこれだけしっとり飛べば十分でしょう。

電波はフタバのS-FHSS互換で、おまけ送信機も使えますがフタバのS-FHSS対応ヘリ用送信機があれば、全く問題無く使えます。
手持ちのナインイーグルの同サイズのEC-145のデータがほぼ流用できました。

微少な操舵が怪しいチビヘリは多いですが、この機体は正確に舵が入ります。
良い時代です。

2022春の阿蘇飛行会 [模型]

コロナの影響でしばらく阿蘇での飛行会に参加できませんでしたが、昨年秋に続きこの春も参加できました。

飛行場でテントで前泊というのが、すこし厳しくなり、久々の日田市内泊から早朝に阿蘇に移動。
テントの撤収時間考えると、この方が早い時間から飛ばせたりします。

今回いつもお世話になっているFさんとはスケジュールの都合で入れ違い、私も前後に仕事があり1日半の参加となりました。珍しく雨の心配も無く日差しも厳しくなく、良い条件でした。

今回はドローン登録による規制前の最後ということもあり、持って行く機体をあれこれ悩みましたが、とりあえず齊藤FG11搭載のコマンダー148

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地元クラブでも事前にテストしていきましたが、2日目から謎のエンジン不調。明らかにカーボン蓄積とガソリン劣化ですが、これは次回の課題。

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S木さんの機体

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H内親分の齊藤3気筒搭載の巨大なDR-1 パイロット小さめ 圧巻

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ドローン登録済ませたブザードボムシェルも快調 手元に帰って来るフリーフライト機

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パイパーPA-20も快調 こういうサイズで良くなりました。

写真撮ってませんがTAFTのRV-8 10E も絶好調。前回持ってきた大型のRV-8よりは少し小さめですが、なんでもできますし、急激な姿勢変化がない飛ばしやすい機体。

HETのエアレーサーを事前登録して少し改良して持ってきましたが、これは手投げ1回目で大破。

ドローン登録の対応も、各地のクラブでまちまちな様で、ここのクラブはクラブ単位での登録とされたようです。(私も一応会員です)
ドローン登録のシステムがどうなっていくのか微妙なところで、どこでも気になります。

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今回久々に参加のK林さんが飛ばされていたEフライトのUMXシリーズのカブ。
ドローン規制対象外の100グラム以下。ここの飛行場の様に良い環境で飛ばせるなら、大きな機体を誇示するのも無用です。
こういうサイズで楽しむのも悪く無いのです。 風があれば徒歩で飛行中の機体を前から撮影できます。

飛行会直前に届いたDJIのmini3PROがサイズから想像できない性能だったのも大きな収穫となりました。
クラブ員が自分のクラブの飛行場で飛ばす場合は、特定空域での飛行でリモートID搭載が免除されますが、ビジターの場合どうなのか、スロープ機や水上機の様に特定のクラブ飛行場で無い場合はどうなのか、競技開催への影響はなどと、まだ不明の部分も多いのですが、今回も無事終了しました。

手持ちの機体の大半は事前登録終えましたが、秋の飛行会にどう影響するのかはまだわかりません。
良い環境であれば100グラム以下もありですね。

タミヤのM-06シャーシを少し足長仕様にしてみた [模型]

タミヤのMシリーズ、モノショックのミニクーパーが出た当初から遊んでいました。
さすがにこのサイズでラリータイヤ履かせても土の上でまともには走らないだろうと思ってましたが、MF-01Xのロングダンパー仕様が意外に荒れた土の上でも良く走り、これならRRのM-06シャーシでもいけるのではと妄想が起き、ロード仕様で組んでいたアルファのジュリアを見ながら、別にシャーシ組もうとビートルを入手し、加工してみました。

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車高上げに際し、M-05RAのアップライトを流用します。
ダンパーは例によって(遊びなので)CVAダンパーミニを手を入れて組み上げ、サスアームのストロークに合わせて3ミリFRP板からダンパーマウントを作ります。
ダンパーの位置から、ボンネットの低いボディでは載らない場合があります。
(CVAダンパースーパーミニで使えるスプリングで柔らかいものがあればいいのですが、市販ではありません)
リアのドライブシャフトは、06用のユニバーサルではストローク目一杯使うので少し短く回転に支障が出ますので、イーグル模型から出ている07用のユニバーサル(33ミリ)のドッグボーン側と、タミヤの05や06に使うユニバーサルのシャフト側を組み合わせます。
07用のシャフトは、05RAのアップライトに使うと、ピン穴が合いません。旋盤加工でもいいのですが、二個一で作ります。
フロントのアップライトは舵角拡大の加工はしていません。タイヤとショックスプリングが干渉しない程度まで舵角増やしても良さそうです。

ダンパーは標準オイルの#300でピストンはフロントが3つ穴、リアが2つ穴です。
キャンバーは前後-1度でテストしましたが、リアは-2度くらいでも良さそうです。

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ボディ付いてるのでわかりにくいですが、1Gでフロントが1/3位沈む程度、リアは半分くらい沈む程度にプリロード合わせます。
伸び側のストロークは必要です。(オンロードでは大して重要ではないですが、ダートでは影響大きいのです)

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言われなければ最低地上高が少し高い程度にしか見えません。
組み立てにタッピングビスは1本も使わず、タミヤの樹脂用タップでネジ山を作り、全て3ミリステンレスビスで組んでいます。

小径タイヤのRRですが、フラットなダートならけっこう前に進みます。
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リアの動きも穏やかで、急激にスピンに入ることもありませんし、スライドしていてもしっかり前に出てくれます。この辺はドリ車と方向性が違います。
ステアリングにジャイロは使っていますが、無くてもちょっと昔の中級クラスの2wdバギーくらいには走ります。

https://youtu.be/AMbH7t7BODM
Youtubeの動画

バギーではないので大きな段差の走破力はありませんが、芝生の上でも素直です。

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受信機やジャイロの穴をテープで塞いでいる位しか防塵対策はしていませんが、前輪が砂をかかないので、内部にはそこまで砂は入りません。
刷毛で掃除してエア拭けば綺麗になります。

見た目だと、もうすこし幅の細い外径の大きいタイヤが似合いそうですが、意外に楽しい車に仕上がりました。
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タミヤのMF-01X ロングダンパーのようなもの [模型]

タミヤのMシャーシ、最初にFFのミニクーパーが出た頃から走らせています。
近年M-06シャーシで遊んでいましたが、これの四駆があったらおもしろいかもと思っていました。

タミヤのMF-01Xは知ってましたが、どういうわけかこれがMシャーシのサイズとは知らず、サスストロークの短いオフ車くらいにしか思っていませんでした。

丁度、MF-01Xのフォードエスコートが発売になり、とはいっても脚の短いMシャーシで、エスコート自体はFRだし、と迷っていましたが購入。(自宅駐車場で遊ぶには丁度良いのです)
冬の間の電動カー病で、昨年製作していたTT-02のスバルWRXをちょっと長めのダンパーに交換し、良い感じでしたので、MF-01Xもそんな感じにならないかと製作。

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で、こんな感じになりました。
サスアームはMシャーシ系の短い物なので、頑張ってもそんなにストロークは稼げません。
ただ完全ロード用CVAダンパースーパーミニに固めのスプリングでは砂の上でしっとりした動きはできません。
動画を見ると、純正のままでも操縦性も良く、良く走るので素直にCVAダンパースーパーミニで良いのですが、ダンパーマウント作り替えてCVAダンパーミニ2に入れ替えました。

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フロントはこんな感じです。ダンパーの取り付けを、アップライトのピンの軸上にすれば長さは確保できますが、走行時に当たる可能性はあります。
純正もかなりレイダウンした取り付けなので、何度かマウントを作り替え、この位置に納まりました。
動きはやや渋めです。
マウントは3ミリFRP板、カーボンまでの必要は無いと思います。
ボディーとのクリアランスも問題ありません。
簡易CADソフトで図面引いて、ラベル用紙に原寸出力し、FRP板に貼って穴開けと電動ミシン鋸で加工します。

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リヤはこういう形式のマウントになります。サスのアッパーアームのリンクやセンターシャフトを避けての配置だとここになります。
リヤはそこそこストローク取れるので、けっこうな猫足になってくれました。

ロードだけなら、伸び側ストロークはあまり気にする必要はありません。ストローク狭めてでも重心下げた方が良い場合もあります。
これが、荒れた砂地になると、猫足でロールもしっかりさせるセットの場合は、伸び側のストロークが少ないと動きは面白くなくなります。
(好みなので、どれが正解という事でもありません)
ジャンプのある舗装コースの様な環境ならストローク短めで底付近の腰を出してやる方が良いでしょう。

小さいけどひょこひょこしないラリー車というのが目標です。
この後ろ足なら、後輪駆動でも面白いかもしれませんね。
M-06と違い、MF-01Xはリアのトーインが最初からそこそこ付いてますので、そのままでいけます。

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