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アンダー100の発泡機いろいろ [模型]

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国土交通省への無人機登録のあれこれで、いろいろややこしい時代ですが、飛行重量が100グラム以下の機体は模型飛行機として無人機登録の対象にはなりません。
最近はXKやいろいろなメーカーからそういうマイクロサイズの飛行機がいろいろ出ています。

そういうことから、丁度タマゴ飛行機風(FatFighters風)なメッサーシュミットがハイテックから発売になり、手持ちのフタバ10J送信機で飛ばしはしたものの、今ひとつ思うように動かず、シリーズとしてA500のF4Uコルセア風なのも出たので、アリババから購入し、飛ばしていましたが、どちらもジャイロの干渉があまりにも大きく、思うような飛びではありませんでした。

秋に、阿蘇の飛行会で先輩のH内さんがこのメッサーシュミットとコルセアを改造されたのを持ってこられていて、非常に良く飛んでいたり、Volantexのスピットファイヤーが結構な風の中で普通に飛んでいたりを見て、また興味が湧きいろいろ試行錯誤しました。

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送信機は10Jから16IZに変更しました。スティックの微少舵角の反応が正確になり、フライトコンディションの設定ができます。
こういうマイクロサイズの飛行機はスティックの微少な動きに追従してくれるのは重要です。
受信機は3機ともフタバのS-FHSS対応の超小型S-BUS受信機を使います。

XKの純正では、ジャイロは勝手に水平飛行をする6Gモードと、軽アクロができる3Dモードの2つが選択できますが、どちらもジャイロの干渉が大きすぎるため、コンディションでジャイロオフのモードの3つを作ります。
純正のままでは、機首が軽めで少し縦安定悪いので、機首にウェイトを積んで重心を前に出します。
主翼の上方向のたわみも大きいので、内側で細いカーボンロッドで突っ張り棒の様に補強を入れます。

ジャイロは純正を使用し、超小型機用のS-BUS受信機を使います。

ジャイロ無しモードで飛ばす場合は、エルロンのサーボホーンの内側の穴を使い、
エレベーターはエレベーターのホーン側の穴の一番外を使います。
ニュートラルは予めロッドエンドを回して調整しておきます。

6Gモードではどうしても大回りしかできないので、3Dモードもそれなりに舵が効くよう、送信機側で舵角調整をします。
ジャイロをオフにすると、機体のトリムが大きく変わるので、送信機の設定でジャイロオフのコンディションの時のトリムを単独にします。

これで飛ばしながらジャイロオフでも自分のイメージ通りに動く様トリムを合わせます。
ジャイロ使用時とジャイロオフの時のトリムのずれはキャリブレーションなどで合わせる事も可能かもしれませんが、説明書には記載が無いので、送信機のトリムで合わせていきます。

A250のメッサーシュミットの方がA500のコルセアより少し速度が乗りやすく、運動性は高いですが、コルセアの丸さも捨てがたいのです。
どちらもロールはできますが、ループは頂点で反転し正面に戻ってしまいます。

飛ばしてみるとわかりますが、このサイズなのにジャイロ無くてもそこそこ落ち着いた飛行をします。

さらに
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ラジコン1さんなどで取り扱われているVolantex社のマイクロP51。
こちらも超安定モード、アクロ飛行モードの二つを送信機で切り替えて飛ばす用になっています。
このジャイロは秀逸で変な動きは全くないのですが、こちらも旋回が大回り。

ということで、この機体も送信機側でフライトコンディションを3つ設定し、6Gモード・3Dモード・ジャイロ無し の3つで設定します。ジャイロ感度設定は3機ともCH5です。

このムスタングは、リンケージでの舵角減少はしていません。
重心位置もキット純正のままです。
この機体もジャイロオフにすると、いきなり機体のトリムが合わないので気長に調整します。
ロッドアジャスターは無いので、リンケージロッドのU字になった部分の曲げ伸ばしで合わせます。

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ムスタングは、ラジーエターの位置のここだけが外せます。
ここから受信機を接続し、中に受信機をいれておきます。

XKの2機に比べ、リアルなシルエットの機体なので、飛行性能はこちらが上の様です。

インメルマンターン・キューバンエイト・ループ・ロール・背面・スナップロール・スパイラルダイブ、嘘のようですがこれらが普通にできます。背面が得意な翼形ではありませんができます。
マイクロサイズの割に変な失速癖が不思議なくらいありません。上昇力もけっこうあり、非常に良く飛ぶ機体だと思います。

先輩のスピットファイヤーが良く飛んでいたわけです。

ただ、見た目が小さくて可愛いから、飛ばすのは簡単、というわけでは決してありません。
最初はジャイロモードで練習しましょう。
慣れない内は風速2m以下で飛ばすのが無難と思います。

XKの2機は着陸の度にペラが外れるので、瞬間で軽く固定しました。

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小さな機体なので、プチプチなどで包んで行けば、2輪のトップボックスの小さめなのでも入ります。
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