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XKのちびカブ [模型]

アリババの通販サイトでよく見かける黄色いカブ。投げ売りされているのか超お手軽な価格で多数出ています。
気になっていたのですが、どうも送信機付属の完成機の様で、ジャイロも内蔵。XKのヘリは一部で双葉のS-FHSS対応なのですが、この機体はどうも違う様子。
モード2ですし、正規輸入品ではないので国内の認証も取っていないですし、なによりおもちゃ送信機で飛ばすのも面白くない。

ちょうど知人も物色していたようですが、良い解決策がないままサイトを見ておりました。

見ているだけではつまらないので、ダメ元で1機購入。
Banggoodよりアリババの方があっさり届きます。

当然ですが、不良在庫処分でバーゲンのようなものなので、箱は角が潰れた状態。
でも格安郵送費であっさり届くのですから文句言うのは筋違いです。

1.jpg
とりあえず開封。

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受信機ジャイロユニットと、サーボがコネクターでつながっているのを想像していたら、エレベーター・ラダーのサーボは受信機ユニットの基盤に直付け。サーボアンプも受信機基盤に入っているようで、サーボだけ使うと言うこともできず、この部分は排除。

エレベーター・ラダーはロビンさんの2.2グラムサーボを使うことにします。
エルロンサーボは、コネクターを通常ピッチの物に取り替えて(Yハーネスの受信機側)テストしたところ、正常に動き、ニュートラルもそこそこ出るようなので、エルロンはそのまま。

エルロンが上手い具合にいったので、ESCのコネクターも通常のコネクターに付け替えてつないでみましたが、反応無し。
サーボとコネクターの極性が違うようで、テスターで調べて付け直しても反応無し。

シュリンクチューブもかぶせてないむき出し基盤に怪しいハンダ処理がしてありましたので、手持ちのキャッスルクリエーションのサンダーバード9に交換しました。

2.jpg
エレベーター・ラダーのサーボは1㎜航空ベニヤからサーボマウントを切り出し。

3.jpg
メカハッチのこの付近に接着します。

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双葉の旧いパークフライ用受信機を使いました。

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なんだかんだと完成。少し手を加える必要はありますが、可愛らしい飛行機です。
カブのスケールではありますが、あくまでも雰囲気優先。

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風が荒れた日でしたが、早速テストフライト。
重そうな割に、軽く走って行きあっさり浮きます。当日は風向も頻繁に変わり、飛行場がある方向から強めの風が吹くと風が巻き込む事もあり、かなり翻弄されました。
そこそこ走るのかと思いましたが、癒やし系の飛行でエルロンだけではロールもちと厳しい感じ。
アクロ機ではないので、舵角も抑えめで可愛らしく飛んでもらうことにします。

小さな機体ですが、太いスポンジタイヤと、スプリングが良く効いて着陸のショックもけっこう吸収してくれる脚の効果でラフな着陸も大丈夫です。

飛行中、瞬間的に怪しい動きが出たのが、受信機のせいなのか風のせいなのか微妙なまま帰還。

飛行中の姿勢がややテールが下がり気味(カブはやや上がり気味で飛ぶのが可愛い)のため、水平尾翼の取り付け角をややダウン側に変更しました。

せっかくの機体ですし、このサイズの発泡機なのでころころするのは仕方ないのですが、ついでに3軸ジャイロも搭載。

8.jpg
OKのアルチメイト10で散々使ってきたBigaoleのジャイロを搭載。ついでに受信機も薄型の6CH に交換。
交換といってもあっさり収まるわけもなく、胴体底の一部を切り開き作業進めます。

けっこう厳しいレイアウトですが、なんとか収まりました。

機体を注文したあとで、ハイテックから国内正規認証の同じ機体が発売とアナウンスされました。
できれば双葉の送信機で飛ばしたい、こういう小改造は嫌いではないので、無事完成です。
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